MARU LOG

子育てについて夫婦で共同投稿してます

夫が育児休業を取得しようと思った理由

 

私は、子どもが産まれてから約1か月半の育児休業を取得しました。

今思うともっと長期間取得してもいいのかなと思いましたが、

正直な話、妊娠するまでは育児休業に対して前向きではありませんでした。

 

仕事が好きで、基本的には仕事を休むなんてありえない、

周りの人に迷惑がかかるので取得する方が珍しい、と思っていました。

 

そんな私がなぜ育児休業を取得したのかをお伝えします。

きっかけは夫婦喧嘩

私が育児休業を取得するしないで妻と何回も口論になりました。

私の言い分としては、

「仕事を育児休業で休むなんて考えられない」

「自分が休んだら周りの人たちに迷惑がかかる」

「会社での育児取得実績がほぼ0なので取りにくい」

 

妻の言い分としては、

「子どもの世話だけが育児じゃない」

「そもそも妻だけが子育てをするなんておかしい」

「この先仕事は何十年も続くのに、我が子の0歳はこの一年しかない。その姿を見たいと思わないことが信じられない」

 

安定期入るまでずっと口論です。笑

 

そこで1つ大きなきっかけがありました。

妻に勧められたとあるブログを読みました。

 

今でも覚えていますがそこには、こう書かれていました。

『出産で全身骨折をした妻はいつ何が起きるかわからない子どもと、

自分と夫の3人の世話をしないといけない。』

 

もし、自分自身が逆の立場で、

全身骨折をして子どもと妻と自分の世話をするとなったら...絶対に怒るな...

 

ここから意識が『育児は夫婦2人でやるもの』と変化しました。

育児休業を取得しようと思った理由

育児は夫婦でやるものという考えに変わったから

先述の通り、妻の立場に立って考えたら、

子育てを全身骨折している妻1人に任せるのはさすがに酷だなと思いました。

 

そもそも、子どもって誰の子ども?と考えたときに、

妻の子どもでもあり私の子どもでもあります。

 

自分の子どもの育児を放棄するのは少し違うと思いました。

貴重な時期を子どもと妻の3人で過ごしたかったから

子どもの成長はあっという間に過ぎていきます。

特に新生児期は、3時間サイクルで寝たり起きたりして、

ミルクも作り、消毒をして、子どものおむつを替える。

 

大変な時にこそ協力し合えば夫婦の絆は深まると思いました。

毎日子どもの顔が見れて、日々変わっていく顔や動きを一番近くで感じられる。

そして、そのことをタイムリーに妻と話せて共感し合える。

 

この時間を逃したら一生後悔するだろうなと思いました。

育児だけが大変ではないと思ったから

子どものサイクルに加え、夫婦の生活もあるので、

朝昼晩のご飯を作り、名もなき家事、掃除、洗濯もします。

 

妻の体力的に子育てで手一杯なのに家事をさせるのは、弱り目に祟り目です。

育児休業を取得して妻が子どもの面倒を見るのに夫は何をするんだ?

と言われますが山のようにタスクはあります。

今だから思う育児休業を取得した感想

育児休業を取得して本当に良かったと心から思います。

 

大変な時を乗り越えた証として、家族の絆が深まりました。

そして、今でも3か月目はこうだったね、初めての寝返りは感動したね!など、

思い出を鮮明に覚えていて自分ごととして話せます。

 

私が育児をしていたおかげか、寝かしつけや抱っこなど、妻がいなくてもできるようになりました。

 

妻の機嫌は子どもの機嫌と言いますが、常に妻が余裕を持てるので、

子どももたくさん笑い、我が家では毎日ケラケラ笑っています。

 

心配していた仕事で追いてかれるのではないか、

周りに迷惑をかけるのではないかと思っていたのは、思い過ごしでした。

 

全くそんなことはなく、自然と職場復帰もできています。

今では実績を作ったことにより、同じ部署のメンバーでも育児休業を取得している人が出てきたり。

 

結果的に会社にも、社会にも良い影響が生まれ始めています。

少しでも育児休業を取得したい男性が取得しやすくなりますように。